常勝ソフトバンクでの生きる道 左腕打ちでアピールする真砂、工藤監督も評価

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆ソフトバンク1-3阪神(6日、ペイペイドーム)

 初の開幕1軍入りへ、真砂の猛アピールが止まらない。5回の守りから出場すると、6回1死、1ボールからドラフト2位左腕伊藤将の甘く入った133キロを右中間テラス席に運んだ。チームのこの日唯一の得点となるオープン戦2号ソロ。「打ったのはカットボール。ホームランになるとは思わなかった。テラスに感謝です」と喜んだ。

 今季9年目の26歳はプロでの生きる道を見定めている。「チーム状況を考えれば左投手との対戦で結果を残さないと」。チームの外野手は左打者が多く、長打力のある右打者の真砂は貴重な存在だ。1号を放った3日の中日戦でも左腕の橋本から右翼テラス席にアーチをかけた。「逆方向への長打は持ち味。磨きをかけたい」と必死だ。

 オープン戦出場4試合、わずか5打席で2本塁打の真砂に、工藤監督も「また打ちましたね。(小久保)ヘッドも喜んでましたよ」と目を細めた。通算224勝左腕の目でも打撃内容の良さは際立つようで「強引にならず逆方向に打っていくのは投手にしても嫌。芯に当たればホームラン、長打がある打者。結果も伴っている」とうなずいた。

 ここまで結果を残しても、外野争いはなお厳しい。6日にグラシアルがチーム合流後初めてペイペイドームでフリー打撃を実施。両アキレス腱(けん)の不調で出遅れた柳田も12日の春季教育リーグ・中日戦(タマスタ筑後)に出場予定で、雪辱を期す上林も好調だ。「激戦区だし、枠に入るのが難しいことは分かっている。少ないチャンスで結果を残して、争いを勝ち抜きたい」。生き残りへ、真砂は誓いを新たにした。 (長浜幸治)

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