フェンシング、東京五輪出場枠懸けて10日からW杯始まる

西日本スポーツ 末継 智章

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で各種目ともに1大会が延期されていたフェンシングの東京五輪出場枠を懸けた大会が10日のサーブルのワールドカップ(W杯)を皮切りに始まる。日本は各種目ともにランキングの上位が派遣される予定。

 出場権は国際フェンシング連盟が定めた大会の成績によるランキングで団体(1チーム3人)と個人の枠を決める。ブダペストでW杯が開催されるサーブルの女子は日本人最上位が個人で出場枠を獲得できる可能性が高く、注目が集まる。

 24位の江村美咲(中大)=大分市出身=を筆頭に田村紀佳(旭興業)が29位、福島史帆実(セプテーニ・ホールディングス)=福岡県宗像市出身=が35位、青木千佳(ネクサス)は40位と順位が接近。4人ともに望みがある。

 延期期間でメンタルトレーニングに力を入れた江村は「このままキープすれば枠を取れる。最高の自力で獲得したい」と冷静。俊敏性と反応の速さに自信がある福島も「変に考えると焦る。緊張する気持ちを抑えて試合をすれば勝てる」と平常心を心掛けた。

 男子はストリーツ海飛(鹿児島クラブ)らも出場予定になっている。

 フルーレも26日からドーハでグランプリ大会がある。女子の上野優佳(中大)=大分県別府市出身=や菊池小巻(セガサミー)=熊本市出身、男子の敷根崇裕(ネクサス)=大分市出身=が出場予定。日本は既に女子の団体で出場権を獲得しており、上野の代表入りが確実になっている。エペは19日からロシア・カザンでW杯を行う。

 出場権を得られなかった種目の日本選手はアジア・オセアニア地区最終選考会に回る。また、日本は開催国枠として8人分の出場資格もあり、首脳陣にアピールするためにも今回の国際大会が重要になってくる。 (末継智章)

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