東京五輪代表争いに敗れた丸山城志郎が阿部一二三に贈った言葉

西日本スポーツ 末継 智章

 柔道の男子66キロ級で東京五輪代表を逃し、2024年のパリ五輪へ向け再スタートした丸山城志郎(ミキハウス)=宮崎市出身=が9日、母校の天理大で練習を公開した。昨年末にあった阿部一二三(パーク24)との代表決定戦の惜敗を乗り越え、精力的な動きを披露。「目標の一番奥にパリ五輪があり、一つ一つの階段を上る」と決意を込めた。

 延長戦に突入し、24分間に及んだ代表決定戦。「全力を出し切ったので、すぐ次に向けて動き出せた」。丸山は年明けに練習を再開した。

 その決定戦で、体を浴びせてくるような大内刈りに屈したことを反省し「最後に体をひねりきれなかった。力ずくでねじ伏せるような強い体が必要だと感じた」。接近戦で力負けしないよう下半身を中心に鍛え直している。4月に福岡市で開催される全日本選抜体重別選手権(西日本新聞社など共催)や連覇が懸かる6月の世界選手権(ブダペスト)で「進化した自分を見せる」と誓った。

 決定戦直後、天理大の先輩で東京五輪男子73キロ級代表の大野将平(旭化成)から「しっかり釣り手と引き手を持つ、自分の柔道を貫けたと思う。おまえはよくやった」とねぎらわれ「素直にうれしかった」。ライバルの阿部一に「釣り手と引き手を持って一本を取りにいく、日本代表にふさわしい柔道を体現してほしい」とエールを送った。 (末継智章)

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