震災3カ月後、リハビリ中に100人の子どもに投球 ソフトバンク工藤監督 「支援への思い」公開

西日本スポーツ

 東日本大震災から10日で10年。復興支援活動を続ける福岡ソフトバンクの工藤公康監督が球団公式サイトで「支援への思い」と題したメッセージを公開した。

 2011年3月11日、所属チームがなく「アメリカでトライアウト(を受けて)でもいいので現役を続けたい」と横浜の自宅でトレーニングをしていた時に地震が発生。「電信柱が折れるんじゃないかっていうぐらい」揺れたという。

 「被害にあわれた方々に対して、何かできることはないか」と3カ月後の6月には石巻に入り、子どもたちを対象にした野球教室を開催。まだ余震も続き、子どもたちは避難先の体育館から出ることもままならない状況で、笑ったり、しゃべる姿もあまり見られなかった。そのため「いつも通りの野球教室ではダメ」と100人以上いた子どもたちを二つに分けて、50数人全員が守って、残りの50数人が順番に打って何点とれるか、という競争に急きょ変更。「そして、全員に僕が投げたんです」。当時はリハビリ中だった。結局、100人以上に投げて「みんなが少しでも笑顔になってくれて良かった」。

 「世の中の人に現状を知ってもらって、みんなが行動する事が大事」とし、「これからも自分の心に決めたことを行動にうつしていこうと思っています」などとしている。

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