復調途上のソフトバンク千賀「一喜一憂しない」最低でもファームで今後2試合

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 両ふくらはぎの不調から調整が遅れている福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が17日、春季教育リーグ・オリックス戦に先発。12日の同中日戦以来、中4日でのマウンドは、4回2/3を投げ被安打5の1失点、最速155キロ。3回以外の4イニングで走者を背負い、力強さに欠ける内容だったが、千賀自身も首脳陣も、現時点は“キャンプ終盤”の位置づけ。つまり「2月下旬」と考えれば、この日の63球に千賀が「一歩前進」と自己評価したのもうなずける。

 1回、先頭の福田に153キロの直球で詰まらせながらも、打球は遊撃の頭を越え、ポトリと落ちる二塁打。そこから1死三塁とされ、宗に153キロの内角直球を右前へ運ばれ6球で1失点。4回も宗と来田の連打で無死二、三塁のピンチを招くシーンがあった。

 「(2軍の)バッターに後ろ(バックネット方向)のファウルが少なくて前に飛ばされていた。上半身と下半身のバランスが悪かったかな」と分析したのは藤本2軍監督だった。ただ、先月の宮崎キャンプはリハビリ組での調整。現在は体力強化を図りながら、実戦感覚を取り戻す段階だけに藤本2軍監督は「60球を投げられたし、それがチームにとって大きいこと」と評価。倉野ファーム投手統括コーチは、今後の千賀に関して「最低でも2試合」をファームで調整登板する方針も明かした。

 「今は(結果で)大きく一喜一憂することはないです。イニングを投げていく中で、体のメリハリをつけていければいいですね」と千賀。復調への階段を一段ずつ、着実に上がっているようだ。 (喜瀬雅則)

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