「フワッと浮く感じ」井上康生研究した内股で頂点 男子73キロ級延岡学園の花岡晴琉 柔道全国高校選手権

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ◆柔道の全国高校選手権最終日(20日、東京・日本武道館)

 男子5階級が行われ、73キロ級は花岡晴琉(宮崎・延岡学園)が頂点に立った。

 ライバルたちを次々と宙に舞わせた。花岡は九州対決となった田中龍雅(佐賀商)との決勝は指導2の優勢勝ちながら、全6試合中4試合が内股での一本勝ち。「内股は中学から磨いてきた。どんどん組んで先に技をかける自分の柔道をできたことが優勝につながった」。会心の笑みで大会を振り返った。

 理想は日本男子の井上康生監督の内股だ。「相手がきれいにフワッと浮く感じが好き。自分もこんな内股をかけられたら会場がどよめくだろうな…」。練習前に映像で井上監督の内股を研究することが日課。コロナ禍で乱取りができない期間も、打ち込みで目指す形を作り上げてきた。

 北九州市出身で、同市の足立中3年時に全国中学校大会66キロ級で3位に入った。「(襟や袖を)持ってすぐに技をかける柔道にひかれた」と延岡学園に進学。この大会の出場権は昨年も得ていたが、中止となっただけに「次、ここに来たら絶対優勝してやると思っていた」と、稽古やトレーニングに励んできた。

 悲願の日本一にも満足はない。「まずは最後の全国総体を絶対取って、そこからは世界一になりたい」と力強く語った。(伊藤瀬里加)

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