6度高校サッカー日本一国見 復活へ丸刈りの伝統チェンジ!「大事なのは中身」

西日本スポーツ 松田 達也

 サッカーのサニックス杯ユース大会2021(西日本新聞社など後援)第3日は20日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで予選リーグがあり、鹿島ユース(茨城)と広島ユースが優勝決定戦に勝ち進んだ。21日の大会最終日は各パートの順位決定戦が行われる。2月の九州高校新人大会で優勝した国見高(長崎)はグループAを4位で終えたものの、復活の兆しを見せた。

 高校選手権で6度の優勝を誇る国見が復活の兆しを見せた予選リーグだった。1勝1分け3敗ながら、球際での競り合いや劣勢でもゴールを目指す姿勢に、往時の強さの一端をのぞかせた。同校OBで、現役時代はアビスパ福岡にも在籍した木藤健太監督は「全国トップのチームと試合ができて、選手が大きな刺激を受けた。付いた火を大きくして成長につなげたい」と語った。

 4月で就任4年目となる木藤監督は伝統の良さを残しつつ、新たな取り組みにも着手した。その一つが今春の新チームから撤廃した丸刈りのヘアスタイル。3年生と意見を交わして決まった。「国見とはこうあるべき」と考える周囲の意見も根強かったというが、木藤監督は「大事なのは容姿より中身。多様性が求められる時代で、爽やかで高校生らしい髪形なら問題ない」と説明した。

 変化を求めながらも、変えないものもある。木藤監督は「粘り強さ、勝負への執着心は国見の変わらない強さ。そこは残したい」と強調。今年は2010年度大会以来の高校選手権出場が最大の目標だ。16歳で背番号10の北村一真は「結果を残して、強い国見を取り戻したい」と言い切った。模索しながら、一歩ずつ前に進む。 (松田達也)

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鳥栖得失点差で1位に届かず…

 鳥栖ユースが惜しくも優勝決定戦進出を逃した。この日は東海大福岡高と帝京長岡高に連勝。計4勝(1敗)を挙げ、3勝2分けの広島ユースと勝ち点は並んだものの、得失点1差でグループ2位にとどまった。安藤主将は「強豪との試合で、チームの課題も見つかった。個人としても、もっとレベルアップしないといけない」と語った。

【予選リーグ】

 ▼グループA=鳥栖ユース(佐賀)3-1東海大福岡高、青森山田高2-0国見高(長崎)、広島ユース2-0帝京長岡高(新潟)、広島ユース1-1(PK4-3)国見高、鳥栖ユース4-1帝京長岡高、青森山田高3-1東海大福岡高

 ▼グループB=東福岡高2-2(PK5-4)大分ユース、佐賀東高3-1山梨学院高、鹿島ユース(茨城)3-0矢板中央高(栃木)、鹿島ユース3-1佐賀東高、矢板中央高3-1大分ユース、東福岡高0-0(PK4-1)山梨学院高

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