福岡、J1でいまだ鳥栖に勝てず 5年ぶり対戦でドロー、5年前は2戦2敗

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J1第6節 鳥栖0-0福岡(21日・駅前不動産スタジアム)

 5年ぶりとなったJ1サガン鳥栖とアビスパ福岡の「九州ダービー」は0-0の引き分けとなった。鳥栖は開幕から6戦黒星なし。開幕から6試合連続の無失点は1996年の横浜フリューゲルスに並ぶJ1記録。福岡は鳥栖の猛攻を耐えしのぎ、2試合連続無失点。3連勝はならなかったが、アウェーで貴重な勝ち点1をつかんだ。J1での通算対戦成績は鳥栖の2勝1分けとなった。

大挙詰めかけたアウェー席が熱くなった。5年前は2戦2敗と苦しんだJ1での九州ダービーで、福岡が初めて勝ち点1を得た。長谷部監督は「持っている力を出そうとしたし、出せた部分もあった」とうなずいた。

 技術の高い鳥栖にプレスをかいくぐるようなパスをつながれ、自分たちの流れに持ち込めなかった。放ったシュートは2本のみ。前半はボランチ、後半はトップ下で攻撃に絡んだ重広は「勝ち点1は悪くないが、自分が質高くカウンターを決められたら勝てた」と複雑な表情で振り返った。

 守備陣は体を投げ出して鳥栖のシュートを防ぎ、GK村上も好セーブで対応するなど、17日の鹿島戦から2試合連続無失点に封じた。序盤に点を与えて黒星につながった開幕直後の戦いから、明確な進歩を見せた。

 昨季は前半を無失点に封じ、後半に点を奪って逃げ切る「勝ちパターン」を確立した。劣勢をしのぐ展開で得意の形に近づけたが、最後の仕上げが足りなかった。山岸は「チャンスはくると思っていたし、そこで点を取って勝ったのが昨年。J1でも勝てるようになっていかないと」と課題を口にした。

 開幕6試合で勝ち点8をつかむ戦いに、長谷部監督は「いい方向に向かっている」と実感を込めた。積年のライバルとの対戦から見つかった収穫と課題は、今後の戦いに大きな意味を持つ。(松田達也)

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