J1鳥栖vs福岡 引き分けの試合で鳥栖が「圧勝」していたところ

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J1第6節 鳥栖0-0福岡(21日・駅前不動産スタジアム)

 攻め抜いた鳥栖と守り切った福岡。九州ダービーは互いの気持ちがこもった好ゲームとなったが、鳥栖が“圧勝”していたところがあった。

 福岡サポーターも大挙して詰めかけたスタジアムで試合前に発表されたスタメンと控え選手計18人のメンバー。鳥栖の5に対し福岡は0だった。

 これは下部組織出身選手の数。鳥栖は中野、本田、大畑、石井に鳥栖U-18(18歳以下)から鹿屋体育大に進んで戻ってきた樋口を加えて5人が名を連ねていた。

 鳥栖は腰を据えて取り組んできた下部組織の強化が実を結び、近年は才能ある選手がトップチームで活躍。J1に定着する要因にもなっている。一方、福岡からも冨安健洋(ボローニャ)という逸材が生まれたが、続く選手は出てきていない。

 J1定着に向け、福岡は、この育成環境の改善にも目を向けている。川森敬史社長は「選手寮が20年くらい、ほったらかしになっていた。改善しないといけない点がたくさんある」と説明。若手や下部組織の選手が生活する寮の改修を数千万円かけて行うことを明言した。古くなった家具、家電の買い替えまでは手が回らないため、寄付を募っているという。

 今後も両クラブがJ1で熱いダービーを戦うため、下部組織の競り合いも白熱してほしい。 (松田達也)

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