小さな島から甲子園、1点差惜敗も大崎に「ありがとう」 野球部OBラーメン店主は涙こらえ

西日本スポーツ 坪井 映里香 西田 昌矢

 ◆選抜高校野球大会1回戦 福岡大大濠2-1大崎(22日、甲子園)

 甲子園には大崎の地元長崎県西海市の住民や卒業生約800人が駆け付けた。応援団は20日夜にバス2台で出発。試合が雨で1日順延したため大阪に1泊し、この日に臨んだ。

 大島の海を思わせる青色のタオルマフラーがアルプスで揺れた。ほぼ全員が新調した青色のパーカやシャツ姿。掲げたタオルマフラーには、甲子園初出場を意味する星が一つ縫い込まれていた。

 試合は惜敗。大島から来た松井利明さん(60)は「悔しかね。(選手には)ありがとうしかない」。野球部寮の寮母、丸山すみ子さん(69)は「これも経験。夏にまた(甲子園に)連れてきてくれる」と選手たちをねぎらった。

 一方、同市でラーメン店「50番」を営む野球部OBの橋本和幸さん(40)は、店のテレビで観戦。涙をこらえながら「選手たちは島の希望だった。それが今、宝に変わった」とたたえ「帰ってきたら笑顔で迎えたい」と語った。(坪井映里香、西田昌矢)

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