ラグビー東福岡 期待の1年生が食育で成長中 25日開幕全国選抜大会へアピール

西日本スポーツ

 コロナ禍で昨年中止になった全国高校選抜ラグビー大会が25日、埼玉・熊谷ラグビー場で開幕する。東福岡は専門家の協力を得て、入学から1年たった現在の1年生を中心に食育に取り組み、総合力をアップ。5年ぶりの優勝を狙う。

 選抜5度、冬の全国高校大会(花園)は6度の優勝を誇る強豪も、全国制覇は2016年度の花園が最後。藤田雄一郎監督が「練習では(強化に)限界がある。食事や休息についても、より専門的に取り組む必要がある」と考えていた昨秋、選手を食事面でサポートする「日本アスリートフード協会」から打診を受けて協力関係を結んだ。将来有望な1年生5人に同協会認定のアスリートフードマイスターがつき、一対一の面談やリポートを通じて不足している栄養素やお薦めの食材などをアドバイス。選手自身がバランスの良い食事を考えるよう促している。

 フランカー大川虎拓郎(1年)は鉄分が豊富なレバーやビタミンが多いフルーツなどをあまり食べず、食も細かったが、体づくりに必要と聞いて食べるようになり、昨年10月に83キロだった体重は今年3月に90キロとなった。

 藤田監督は「体重が増えた割に運動量も多く、FWではチーム一。今年のFW陣は平均体重が100キロ近くでいい選手ぞろいだが、レギュラー争いに割って入っている」と大川の成長に目を細める。2月の全九州新人大会1回戦の宮崎工戦ではスタメン出場し、1トライ。選抜出場へアピールした。

 食育を受けた1年生5人が仲間に知識を伝え、チーム全体の意識も向上。トップリーガーの夫を持つアスリートフードマイスターの村田英理子さんは「自主的に問題を解決しようとし、質疑も具体的。今後の変化が楽しみ」と期待する。

 25日の初戦では黒沢尻北(岩手)と対戦。今大会は1週間で最大5試合戦うハードスケジュールで、藤田監督は「戦術だけでなく、食事を含めた補給と休養も大事になる」と気を引き締めた。(末継智章)

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