東福岡が佐賀工に36ー0、4年ぶり4強 全国高校選抜ラグビー

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 全国高校選抜ラグビー大会は28日、埼玉・熊谷ラグビー場で準々決勝4試合があり、東福岡が佐賀工との九州対決に36-0で快勝し、2017年以来の4強入りを果たした。5トライを奪った攻撃ではSO楢本幹志朗(3年)が巧みなゲームメークで好機を演出。守備も2試合連続で無失点だった。29日の準決勝では冬の全国高校大会準々決勝でロスタイム18分超の死闘の末に引き分けた東海大大阪仰星と対戦する。(学年は新学年)

 左右に、縦に、東福岡の変幻自在の攻撃を司令塔のSO楢本が操った。長短のパスに効果的なキックや自らの突破。後半はキッカーも務めて2本のゴールキックも成功した。「九州対決で気合を入れて臨んだ。負けられない戦いだった」と快勝を振り返った。

 前半5分、相手防御の裏にキックを落とし、走り込んでいたWTB遠藤亮真(3年)が先制トライ。前夜のミーティングから狙っていた展開で「しっかり落としてWTBに取らせることを意識した」。流れをつかむお膳立てでチームを乗せた。

 福岡市の草ケ江ヤングラガーズ出身の楢本は前チームから主力だった。「今までは先輩に甘えてのびのびプレーしていたけど、今年は自分も引っ張っていく立場」と自覚する。この日は負傷欠場した八尋祥吾主将(同)に代わってゲーム主将も任され、リーダーシップを発揮した。

 連戦で迎える準決勝は、今冬の全国高校大会準々決勝でロスタイムが18分を超える熱戦の末に引き分けだった東海大大阪仰星だ。この時は抽選の結果、東福岡が準決勝に進出した。「因縁のチーム。しっかり勝って決勝に行きたい」。楢本の言葉は、チームの総意だ。宿敵と決着をつけ、5年ぶりの頂点に王手をかける。(伊藤瀬里加)

PR

ラグビー アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング