ソフトバンク打撃陣はロッテ守護神・益田の状態を見極めた/評論家の視点

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク6-5ロッテ(28日、ペイペイドーム)

【西日本スポーツ評論家・池田親興の視点】

 益田は開幕2戦目からシンカーのすっぽ抜けが多かった。そのため、ホークスはシンカーを捨て、真っすぐとスライダーに球種を絞っていたのではないか。実際にシンカーはあまり投げていなかったし、相手の状態を見極めた打撃陣の力が上回ったといえる。

 もっとも、川島が打った真っすぐも簡単な球ではなかった。あの一打が岩崎をはじめ何人を救ったことか。今宮らキーマンがいい場面で結果を出すところにも底力を感じた。8回の柳田の好走塁、9回2死からの今宮の二塁打…。8回の泉の踏ん張りも大きかった。

 終盤に逆転が続き、ドラマでもないようなサヨナラ勝ちで3連勝。ロッテへの嫌な感じも払拭(ふっしょく)できそうな開幕カードとなった。白星が付いた岩崎はやり返せるチャンスをもらえた。精彩を欠いた中村晃と松田が打てば、チーム状態はさらに上向く。

 40歳初先発の和田は素晴らしかった。直球は140キロ台前半ながら、球威も球の切れも抜群。150キロが出ていた同じ左腕のロッテ鈴木にも遜色なかった。悔いが残るのは、6回に安田にタイムリーを浴びた初球だけで、良さが随所に出た投球内容だった。 (西日本スポーツ評論家)

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