ソフトバンク千賀は準備OK「不安はなくなった」 投球の幅の広がり実感

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆ウエスタン・リーグ 広島4-3ソフトバンク(30日、由宇球場)

 両ふくらはぎのコンディション不良で調整が遅れていた福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が「出動準備OK」を宣言した。30日、ウエスタン・リーグの広島戦に先発。7回を被安打9、3失点ながらも、実戦復帰後最多の97球を投げ「僕自身の不安はなくなった」と力を込めた。

 この日は変化球主体の投球で、真っすぐの最速は151キロ止まり。詳細は明かさなかったが、前回登板だった23日のウエスタン・オリックス戦の後、調整法に修正を加えたことが理由だという。それだけに「(最速は)出力の部分だろうなと。原因は分かっているので」と心配していない。

 一方で3回に安部から見逃し三振を奪ったスライダーに、投球の幅の広がりを感じている。「今後縦の変化だけでなく、いろんな球をもっと操れるようになれば幅も広がる。探究心を持ってやりたい」と意欲を燃やした。

 かねて工藤監督は1軍昇格に向けた条件に、球数制限がないことを挙げている。今春4度目の実戦登板だった30日は100球がめどだったが、倉野ファーム投手統括コーチは「問題はない」と次回登板以降は制限をなくす見込み。1軍合流に向けた“テスト”は終えた形だ。

 今後首脳陣は千賀自身の状態を確認しつつ、開幕ローテーション陣の結果も踏まえながら最終的な昇格時期の検討を進めていく。千賀は週の頭、火曜日の登板を基準に調整していくため、早ければ4月6日の日本ハム戦で今季1軍初登板の可能性がある。いずれにしてもエースの復帰は秒読みだ。(山田孝人)

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