J1新記録ならず沈んだ鳥栖「1人1人におごりがあった」反省の弁

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J1第7節 C大阪1-0鳥栖(2日・ヤンマースタジアム長居)

 サガン鳥栖はアウェーでC大阪に0-1で敗れ、開幕7戦目で初めて失点し、今季初黒星を喫した。後半開始直後にミドルシュートを決められ、開幕からの連続無失点も6で止まった。順位もC大阪と入れ替わって4位に後退した。

 鉄壁の鳥栖の守備がついに破られた。後半開始からわずか9秒。キックオフからの相手のロングボールに対するクリアが甘く、C大阪の奥埜に拾われてミドル弾を決められた。リーグ戦7試合目で初失点を喫し、そのまま初黒星。金明輝監督は「軽いプレーで失点してしまうと難しくなる」と痛恨のミスを悔やんだ。

 予兆はあった。J1リーグタイ記録の開幕6試合連続無失点を築いた間は、戻りの速さと球際での厳しさを見せていた。この日は相手に一瞬早くボールを触られ、勢い余って相手にぶつかることで反則を取られる場面が相次いだ。

 先制点を決めたU-24(24歳以下)日本代表のアルゼンチン戦第2戦から中3日で先発出場した林は「負けていなかったことで、一人一人におごりがあった」と反省する。さらに林が引き合いに出したのが、同代表が0-1で敗れたアルゼンチン戦第1戦。「アルゼンチンは弱くなかったけど、1点取って余裕ができたら守ってきた。本当に強いチームは勝つために守る。相手の土俵にうまくもっていかれた」と勝負強さの差を痛感した。

 7試合連続無失点なら2014年の浦和に並ぶJ1タイ記録で、開幕からに限れば新記録だった。金監督は「僕たちに似合わない、大きな荷物を下ろせた。あぐらをかいている余裕はない。もう一度しっかり戦う姿勢を見せる」と切り替えた。センターバックの黄錫鎬が警告2枚で退場し、次節は出場停止。苦しい状況で、7日に昨季王者の川崎とのアウェー戦に挑む。謙虚で献身的なプレーを思い出し、堅守の再構築を目指す。 (末継智章)

 鳥栖・中野伸哉(U-24日本代表の試合から中3日でフル出場)「相手が引いた際にこっちは後ろで回すだけだった。もっと早くクロスを上げたりミドルシュートを狙ったりしないと点は取れない。個人的にシンプルなミスが多く、修正できなかった」

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