5打点「自分でもちょっと不思議」昇格後3試合連続打点 西武の呉念庭、台湾列車事故悼む

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆西武7-4ソフトバンク(3日、ペイペイドーム)

 もう代役なんて呼ばせない。プロ6年目の呉念庭が3本の適時打でプロ最多1試合5打点の大活躍。1軍昇格後3試合連続打点と勢いが止まらない。「自分でもちょっと不思議なぐらいの感じで試合をしていた」と偽らざる本音を漏らした。

 初回1死満塁から外崎の押し出し死球で1点を先制した直後。外崎が負傷退場し、漂う不穏な空気を中前2点適時打で振り払った。5回にも中前適時打。7回には左中間2点打。5打席全て得点圏で巡ってくるあたりも何かを持っている。

 「全打席得点圏だったので、初球から積極的に打ちにいくことができた」。栗山、山川の離脱により昇格した3月31日の日本ハム戦でのプロ初アーチからヒットを量産。「自分のタイミングで間が取れている」。今季から変えたバットを担ぐフォームがはまった。

 試合後にはヒーローのマイクを握り「台湾の列車事故でたくさんの人が亡くなられたので、いいニュースを届けたいと思った。活躍できて良かった」と故郷を思いやった。オフにはロサンゼルス五輪代表で守備の名手として知られる銅メダリスト、父の呉復連さんに教えを請い「打席が終わったらすぐ切り替えるように」とアドバイスを受けた。

 ファームで二塁も守ってきた呉は「必要とされている感じが伝わってくる。期待に応えたい」。引き分けを挟んで4連勝。主力の離脱が相次ぐ非常事態ながらも、チームの救世主になる。(小畑大悟)

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