4戦ぶり黒星…それでもJ1福岡に垣間見えた明るい材料

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J1第7節 福岡1-2札幌(3日、ベスト電器スタジアム)

 アビスパ福岡はホームで札幌に1-2で敗れ、リーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。1点を追う後半7分、鹿島から期限付き移籍で新加入した奈良竜樹(27)が同点ゴール。逆転への流れを引き寄せたかと思われたが直後に失点し、勝ち点ゲットはならなかった。大分トリニータは川崎に0-2で完敗した。

■シュート14本も1得点

 意地の一発だった。1点を追う後半7分。鹿島から期限付き移籍で新加入した奈良がコーナーキックから頭で押し込んだ。移籍後初先発で決めた同点ゴールで流れが変わるかに思われたが、チームはわずか2分後に失点。攻撃でも14本のシュートを放ちながら、リーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。

 プロデビューした古巣のサポーターからの温かい拍手を受けたが奈良に笑顔はなかった。「チームが勝つために試合に出ている。勝ち点を取れなかったことは責任を感じる」。勝利での“恩返し”はならなかった。「追いついて、すぐに得点されることはあってはいけない」。守備を統率する役割を担うだけに、痛恨の2失点目を悔やんだ。

 故障で調整が遅れ、リーグ戦は昨年11月以来の出場だった。出場停止だったドウグラスグローリの穴を埋める形での出番となったが、川崎でJ1優勝も経験しているだけに今後は守備陣の軸としての働きが求められる。長谷部監督は「まだコンディションは100パーセントではないだろうが、あれだけのプレーをしてくれた。これからチームを引っ張ってくれると期待している」と信頼を寄せた。

■渡初出場、ファンマ復帰

 奈良だけでなく、新加入の渡もリーグ戦初出場。後半16分からはファンマが約1カ月ぶりにピッチに立った。いずれも故障で離脱しながら、戦列に復帰してきたのは明るい材料だ。黒星スタートとなった4月は、ルヴァン杯を含めて月間8試合も組まれる。現有戦力をうまく生かしながら、超過密日程という難局を乗り切り、勝ち点をつかんでいくしかない。 (松田達也)

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