西武ドラ1よくばり君渡部「何でも振ってやろうと」初アーチ 先代、2代目おかわりエキス吸収

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆ソフトバンク2-4西武(4日、ペイペイドーム)

 「よくばり君」がド派手な1軍デビューを飾った。1点リードの6回2死一塁。ドラフト1位ルーキー渡部が日米通算143勝の和田のカーブを捉えた。プロ初出場の3打席目にプロ初安打初本塁打初打点。ダイヤモンドを一周すると、先輩山川の「どすこい!」パフォーマンスを拝借した。

 「本当にうれしいです。前の2打席が(3球)三振で全然いいところを見せられなかったので、もう何でも振ってやろうと思って打席に入った。その結果がホームランになったと思う」

 3日のソフトバンク戦で死球を受けて左腓骨(ひこつ)を骨折した外崎の離脱に伴い、同日午後に急きょ昇格が決まった。慌てて準備し、新しい“相棒”を担いで福岡入り。「ものすごく振りやすい」と用具メーカーに依頼した中村モデルのバットが届いたところだった。形はおかわり君と同じで少し重い。“おかわり2世”と呼ばれた山川に「俺も1年目は打てていない。しっかり振っていけ」と助言された。おかわりのダブルエキスを吸引し“3世”は1軍の打席に立った。

 同期の若林、ブランドンは開幕1軍をつかんだ。ドラ1はオープン戦で辻監督に「当てた打撃をされては魅力がない」とダメ出しされて2軍スタート。「しっかり打席の中で自分のスイングをしよう」と2軍戦7試合で4発と結果でアピールした。相次ぐ主力の離脱にかかわらず、ニューヒーローの誕生で17年ぶりの福岡でのホークス戦同一カード3連勝。よくばり君は「チームに勢いをつけられるようにやっていきたい」と誓う。手負いの獅子が開幕ダッシュに成功した。(小畑大悟)

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