プロ初アーチの西武ドラ1渡部、コロナで一時意識不明の父に贈った有言実行の車

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆ソフトバンク2-4西武(4日、ペイペイドーム)

 西武のドラフト1位ルーキー渡部が6回2死一塁から左翼スタンド中段への2ランを放った。横浜市在住の父和秀さん(55)は、渡部のプロ初アーチを「つぶやき」で知った。3日に「これから1軍行ってくる」と無料通信アプリLINE(ライン)で連絡を受けたが、緊急昇格という事情もあり福岡には駆けつけられなかった。

 仕事の合間にツイッターをチェック。「(渡部の愛称)ベッケン、初ホームラン」というツイートで朗報を知った。「(初打席から)2三振で2軍に落ちちゃうと思ったけど、ホッとしました」と振り返った。

 和秀さんは昨年8月、新型コロナウイルスに感染して2週間も意識不明となった。人工呼吸器などによる治療を受け、ようやく意識が戻ると「(プロに入って)車買うから頑張ってくれ」とラインが届いた。

 ドラフト1位でプロ入りすると、国産高級車を約束通りにプレゼントされた。「本人も思うところもあっただろうし、やっと打てて多少楽になったかな」。孝行息子の初本塁打を心から喜んだ。(西武担当・小畑大悟)

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