高校生で五輪出場は萩野公介以来 17歳の柳本幸之介急成長の秘密、その素顔は

西日本スポーツ

 ◆競泳日本選手権第3日(東京アクアティクスセンター)
 男子200メートル自由形で2位に入り、同800メートルリレーのメンバー入りを果たした柳本が、日本記録を更新したばかりの松元とリオデジャネイロ五輪の金メダリスト萩野に挟まれ、初々しく決意を語った。「とてもうれしい気持ちでいっぱい。偉大な先輩方と五輪で泳げる。楽しみです」。2012年の萩野公介以来、競泳男子で2大会ぶりの高校生代表だ。


 「自分のレースをしようと思った」と前半から積極的に飛ばし、後半粘るレースプランに集中。150メートルを3位でターンすると、ラスト50メートルで失速した前の選手を捉え、一つ順位を上げた。13年からこの種目を5連覇した経験のある萩野をも上回った。


 佐賀県伊万里市出身で幼い頃から五輪は憧れの舞台。中学時代は池江璃花子(ルネサンス)が自宅の雲梯(うんてい)を使っていたという話を知り、自宅に設置して鍛えた。親元を離れて進学した強豪の日大豊山高での練習は質、量ともに大幅に増し、コロナ禍でも中学3年まで所属した同県唐津市の「ビート唐津」で泳ぎ込んだ。


 身長は中学入学時に150センチ程度だったがその後急成長。182センチとなった今も伸び続けている。体の成長と技術がかみ合い、昨年9月には100メートル自由形で2年生ながら高校記録を更新した。


 自己ベストを更新しての2位にも「目標のタイムよりちょっと遅れた」と満足はない。「五輪までに上げて、足を引っ張らないように頑張りたい」。17歳の成長次第で、リオ五輪の銅メダルに続く2大会連続の表彰台にグッと近づく。(伊藤瀬里加)

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