ソフトバンク上林、1軍昇格は「いつでも」 2軍戦で見せたHRは理想の形

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ オリックス1-7ソフトバンク(6日、京セラドーム大阪)

 福岡ソフトバンクの上林誠知外野手(25)が6日、ウエスタン・オリックス戦(京セラドーム大阪)に「3番右翼」で先発出場。4回に逆方向の左翼席へ1号先制本塁打を放ち「やってきたことが『形』になってきた」と納得の表情だ。1軍では2年連続で打率1割台。復活を懸ける今季、上林が取り組んできたのは「センターから左へ強い当たりを打つ」。流して安打を増やすという、短絡的な発想ではない。「上林はリストが強いから」と藤本2軍監督が指摘するように、飛距離は柳田にも見劣りしない。その強さと技術の高さゆえ、タイミングを崩されても「左手で引っ掛けてしまう」と上林。その悪癖の克服へ、常に念頭に置くのがコースに逆らわずに打ち返す意識だ。

 その理想型ともいえる一打が飛び出したのが、4回の第2打席だった。オリックス東の144キロの外角直球を捉えると、打球は左方向へ一直線。鋭いライナーが京セラドーム大阪3階席手前の広告を直撃した。

 上林は「もともと内角は得意ですから、投手に『どこに投げたらいいんだろう?』と思わせられるかが鍵だと思う」と話す。その言葉は、全方向へはじき返す理想の打撃が固まってきたという手応えの裏返しでもある。

 オープン戦序盤は好調も、無念の開幕2軍スタート。それでも藤本2軍監督は「いつ(1軍に)呼ばれてもいい感じ」と復調ぶりに太鼓判を押す。上林も「いつでも、という準備はしています」。心も体も“逆襲準備OK”だ。 (喜瀬雅則)

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