ソフトバンク・リチャード 2軍戦で2戦連発で「意識はやっぱり…」

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ オリックス3-7ソフトバンク(7日、京セラドーム大阪)

 ソフトバンクのリチャード内野手(21)が7日、特大の2試合連続アーチを放った。ウエスタン・オリックス戦に「4番三塁」でスタメン出場した4回、京セラドーム大阪の5階席に運ぶ3号ソロ。前日の6日も左中間席にたたき込んでいるが「昨日よりも飛びました。完璧です」と自画自賛。昨季もファームで本塁打&打点の2冠に輝いた大砲候補のパワーはやはり半端じゃない。

 その特大弾を生んだ原動力は、自ら犯した“ミス”にあった。2回1死一塁の守備で、オリックス・フェリペの強烈なゴロを右膝に当てた。記録は内野安打も、先発の二保がそこから崩れ、この回2失点。「あれでスイッチが入った」という4回の第2打席。張の3球目、140キロ直球を捉えた特大アーチは「デカかったね」と藤本2軍監督を驚かせたほど。自らの失敗は力で取り返した。

 ただ、1回1死一、二塁で遊飛、5回2死二塁では空振り三振と、得点圏で2度凡退し「本塁打の前と後。ランナーがいたんで、悔いが残ります」と反省しきり。藤本2軍監督も「本塁打以外の内容が悪すぎる。追い込まれる前に仕留めるとか、そういう意識や集中力の問題」と苦言を呈した。

 デスパイネのような高い放物線を描いた一撃にも「意識はやっぱりグラシアルさんです」と自らの目指す理想のスタイルを力説した21歳には、そのキューバの2人を合体させたようなスケール感がある。 (喜瀬雅則)

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