2軍で存在感示す捕手九鬼 期待ゆえ首脳陣は辛口評価

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ オリックス2-0ソフトバンク(8日、オセアンバファローズスタジアム舞洲)

 ソフトバンク5年目の九鬼隆平捕手(22)が「九鬼キャノン」を発動した。「6番捕手」でスタメン出場し、持ち前の強肩を見せつけた。

 見せ場は、まず5回の守り。2死一塁から宜保の二盗を阻止すると、7回も2死一塁から二盗を試みた広沢を刺した。2点を追う8回1死二、三塁では来田の三振の際、三走の福田を好送球でアウトにした。

 「キャッチャーとして守れるというのは一番大事ですし、できて当たり前と思ってやっていきたい」。昨年7月5日の日本ハム戦で初スタメンマスクをかぶってプロ初本塁打。同9月に首の手術を受けたが「もう全然大丈夫」とこの日もフル出場した。

 ただ「1軍予備軍」としての期待が高いだけに、藤本2軍監督からは厳しい注文もつく。7回、2点目を失った場面は、2死三塁から広沢に3ボールからの直球を痛打され「1軍ではあんな球を投げさせられない。リード面はまだまだ課題」と苦言を呈された。

 それでも藤本2軍監督は「守りでいいものを見せてくれれば、1軍のチャンスはある。海野との競争だから」と付け加えた。ベテラン高谷が左膝痛で戦線離脱し、2年目の海野が1軍昇格。その“1軍バックアップ枠”を争う九鬼は「守備力では負けないように頑張りたい」と逆襲の言葉に力をこめた。(喜瀬雅則)

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