「お得意さま」から天敵に!? ソフトバンク昨季貯金12オリに2年ぶり3連敗

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ◆ソフトバンク4-7オリックス(13日、ペイペイドーム)

 カモが天敵になった!? 開幕からの連勝に続き、2分けを挟む連勝もオリックスに4で止められた。投手陣がオリックスにとって今季初となる2桁安打を許し、打っては8回まで1安打。昨季はカード別最多の12もの貯金を稼いだお得意さまに、2年ぶりの3連敗を喫してしまった。そして14日、前回対戦で13三振での完封を許した山本由伸と相まみえる。さあ、王者の意地を見せろ!

周東「悔」好機で三振

 最後まで望みはつないだ。9回に川島、長谷川と代打で登場したベテランが続けてタイムリーを放つなど、3点差に迫った。一気に上がるボルテージ。2死一、二塁と期待が高まる中、周東はヒギンスの前に3球三振に倒れた。悔しさを抑えきれないリードオフマンは、バットを頭上から振り下ろすしぐさを見せた。

 打ち合いは9回だけだった。8回まではロースコア。最大の敗因はオリックス先発の田嶋を打ちあぐねたことだ。初回こそ連続四球からの好機で栗原が先制打を放ったが、その後はゆったりしたフォームからコーナーにきっちり投げ分けられた。田嶋を含めてオリックス投手陣から8回までに放った安打は、栗原の先制打だけだった。

 「うまく緩急を付けられた。見ている感じはコントロールが良さそうだった。ピッチャーが良ければ、そうそう点は取れない」。工藤監督も田嶋をたたえるしかなかった。

 今季16試合目にして初めての逆転負けで、オリックスには3連敗。2014年から昨季までシーズンの対戦成績で勝ち越し、昨季は17勝5敗2分けでカード別最多の12の貯金をつくった「お得意さま」に3連敗を喫したのは、19年7月以来だった。

今季初の逆転負け

 チームの敗戦も4日の西武戦(ペイペイドーム)以来7試合ぶり。本拠地では4連敗だが「全部勝てることはないですよ」と指揮官が話す通り、11日までの1週間の遠征を4勝2分けの無敗で終えたチームにとっては小休止だろう。

 ただ気がかりなのはオリックスに前回は開幕からの連勝を4で止められ、今回も止められたこと。11日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)でプロ初勝利を挙げた田浦が4安打を浴びた9回の5失点が響き、オリックスにとって今季初の2桁安打を献上してしまった。そして14日は1日の前回対戦で13三振で完封された山本との再戦となる。

 「(先発は味方が点を)取るまでなんとか我慢する。取られても同点まで。まだこれから(オリックスと)20試合以上戦わないといけない。こういう試合になることもあるだろうけど辛抱強く、みんなで粘り強くやっていきたい」。工藤監督は先を見据える。シーズン序盤で、そう簡単にマウントを取られるわけにはいかない。 (鎌田真一郎)

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