隔離期間明けバレンティン 今年初スイングで豪快弾

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク2-0中日(16日、ナゴヤ)

 ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(36)が2021年の“初振り”で本塁打の離れ業だ。16日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)で「3番DH」で今季初の実戦出場。その1回、2球目のファーストスイングで、左中間へ1号先制アーチ。「素晴らしいスイングができたね」と自画自賛した。

 コロナ禍での来日は3月28日と遅れ、隔離期間を経て2軍合流。「体調は全く問題ない」と今季初の実戦となるその第1打席。1ボールからの中日先発山本の2球目、142キロ直球を捉えた一撃は「いい当たりだったけど、ラインドライブでいったし、最初はホームランになるとは思わなかった」。打った瞬間、遊撃へのライナーかと思われた当たりは、空中でグイッとひと伸びする“二段ロケット”。スタンドのないナゴヤ球場の外野フェンス上に張られた左中間の防御ネットに突き刺さり、藤本2軍監督も「ピンポン球みたいに飛んでいったよね」と驚きを隠せなかった。

 移籍1年目の昨季は60試合に出場、打率・168、9本塁打と不完全燃焼のシーズン。すでに外国人枠からは外れているが、来日11年目のベテランは、外野でもDHでも代打でも、その1軍枠を巡る争いが激しいことは百も承知だ。「ファームで結果を出して、いい準備をして1軍に呼ばれたら、いいプレーをしたいと思っている」。この日の“一発回答”は、まさしく、V砲からの逆襲宣言だ。(喜瀬雅則)

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