福工大の新エース候補が待望のリーグ戦初勝利 最速144キロで制球も文句なし 福岡六大学野球

西日本スポーツ 前田 泰子

 福岡六大学野球と九州六大学野球の春季リーグ戦(ともに西日本新聞社後援)第2週第2日は17日、福岡市のペイペイドームで合同開催され、4試合が行われた。福岡六大学の福工大は九工大に8-0で7回コールド勝ち。先発の増木武寛(2年・九州国際大付)が5回を無失点に抑えリーグ戦初勝利を挙げた。

 増木は「まっすぐを中心にコースにもしっかり投げ分けられた」と納得の表情。5回に二塁打を許すまでは二塁を踏ませず計6奪三振。自己最速を1キロ更新する144キロをマークし、無四球とスピードも制球も文句なしだった。

 昨秋は救援で2試合を投げただけだったが、今季は既に3度目の先発。昨秋防御率1位を取ったエース赤木(4年・福岡工大城東)が肘を痛めて多くは投げられないため、山本監督から「今季はおまえを軸にしていく」と託された。「うれしかったし責任を感じた」と意気に感じてペイペイドームで好投につなげた。

 下山門中時代はフレッシュリーグ「福岡アストロズ」に所属。3年時の投手としてU-15(15歳以下)日本代表入りした。強豪の九州国際大付高へ進んだが、肩を痛めて主に野手としてプレー。最後の夏は投手でベンチ入りしたものの登板機会がないまま福岡大会準決勝で敗退した。「投手は自分が頑張れば勝ちにつながる」と大学で投手に専念。「まじめでコツコツやる。責任感も強い」と次期エースに指名した山本監督の信頼は厚い。

 初勝利を挙げてエースへの階段の第一歩を踏み出した。「神宮に行きたいです」と高校時代は行けなかった全国舞台を目指し、コツコツと勝利を積み上げていく。(前田泰子)

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