J2北九州がアウエーで6失点の大敗「京都のやりたいことをやらせてしまった」
◆明治安田生命J2第8節 京都6-1北九州(17日、サンガスタジアムbyKYOCERA)
J2のギラヴァンツ北九州は17日、アウェーで京都と対戦し6-1で大敗した。第2節の水戸戦以来6試合ぶりの黒星となった。
立ち上がりから京都の猛攻をしのぐ時間帯が続いた。何度も決定機をつくられたが、GK志村の好セーブでかわす。しかし前半17分に元J1得点王の京都のウタカに得点を許すと、6分後にもウタカに決められた。その3分後にも失点。ギラヴァンツも高橋中心に攻撃のリズムをつくり、同43分には富山が1点を返して1-3で折り返した。
後半の滑り出しは攻撃の形をつくれたが、同7分にウタカにこの日3点目を許し、同27分と同30分にはバイスにセットプレーから2点を決められた。
試合後の記者会見で小林伸二監督は「選手の立ち位置を変えたが機能しなかった。距離も遠かった」と敗因を語った。DF岡村は「京都のやりたいことをやらせてしまった」と悔しさをにじませた。 (姫野一陽)