かつての難敵が期待の星に 新加入マルティネス初実戦で高評価

西日本スポーツ

 ◆ウエスタン・リーグ 中日2-1ソフトバンク(18日、ナゴヤ球場)

 ソフトバンクの新外国人ニック・マルティネス投手(30)が18日、ウエスタン・中日戦でホークスでは初の実戦登板を果たした。6回からの3イニングを被安打3、2失点。6、8回は三者凡退で、4三振は全て空振りで奪った。藤本2軍監督は「ゲームをつくれる。計算できる投手」、倉野ファーム投手統括コーチは「四球で自滅するタイプじゃないし、安定感がある」とそろって高評価を与えていた。

 コロナ禍で、来日が先月28日までずれ込み、隔離期間を経て、この日が公式戦初登板。7回の2失点は直球を痛打されて2本の適時打を許し「あれは失投。打たれて当たり前」と反省した。それでもベテランの高谷がマスクをかぶった8回には、渡辺からチェンジアップ、7回に二塁打を浴びた郡司から146キロ直球で空振り三振と、きっちり修正。「どの球でもカウントが取れるし、コントロールがいい」と高谷は評した。カット、ツーシーム、カーブ、チェンジアップと球種も豊富。日本ハムで10勝を挙げた2018年に1軍打撃コーチとして右腕を見た藤本2軍監督も「的が絞りづらかった」と語った。

 日本ハム時代はソフトバンク戦6試合で1勝4敗も、18年の対戦防御率は4試合で1・86。千賀と東浜が離脱中の先発ローテーションで“不在の穴”を埋める実績と力は十分だ。今後はファームで2、3試合の登板を経て、1軍昇格の時期を検討することになりそう。「これから球数を投げて、自分をつくり上げていきたい」。かつての難敵はいまや頼もしい期待の星だ。(喜瀬雅則)

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