ソフトバンク森、心配ご無用の鉄腕ぶり「あと2イニングぐらいいけたね」工藤監督

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆ソフトバンク4-4西武(18日、メットライフドーム)

 守護神はメットライフドームのブルペンで投げ込みながら、うずうずして自身の出番を待った。「同点、逆転を信じて準備をしていました」。願いが通じ、中村晃の劇的な同点2ランが飛び出して迎えた9回裏。4試合ぶりにマウンドに上がった森が躍動した。

 先頭のブランドンにはフルカウントからの7球目、低めのナックルカーブで三ゴロ。金子をツーシームで二ゴロに仕留めると、最後は山田を初球のカットボールで左飛に打ち取った。見事な三者凡退で期待に応え、自らの状態に問題がないことも示した。

 「チームから離れていた間、迷惑をかけてしまった」。鉄腕に異変が起きたのは14日。利き腕ではない左肘が腫れ、痛みもあった。試合前練習では普段よりキャッチボールの距離も時間も短縮した。

 同日のオリックス戦では左肘に四角形のテープを貼り登板。3人で試合を締めたが、状態が思わしくなく大事を取ってチームを離れた。原因は不明だが、外傷などが要因で起こる可能性がある滑液包炎とみられるという。今回の遠征参加も見送られる方向だった。

 それでも「常に投げたい」と口にする闘志は衰えない。17日午前中は筑後のファーム施設で練習。患部の状態が良好と確認すると、その足で敵地所沢に向かってチームに合流した。森自身が強く「試合に入りたい」と希望したからだった。

 離脱はわずか2日間。改めて鉄腕ぶりを示し「違和感なく投げることができた。これからどんどんチームのために投げていきたい」と意気込む。「左肘を気にしている様子はあまりなかった。内容も良かった。あと2回ぐらいいけたね」と工藤監督の口も滑らか。柳田の復調も含めて実りあるドローとなった。 (山田孝人)

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