再開した生誕祭、コールの幻聴が聞こえてきた HKT月イチ報告(上) (2ページ目)

西日本新聞 古川 泰裕

「社会人になります」

 -今田さんの生誕祭は周りが全員が後輩だった。

 4人「えー!」

 下野「1人だけだったんだ」

 武田「ピンクと…どこだ? オレンジ?」

 下野「ああ、じゃあそうだね。うわあ…」

 今村&武田「すごい」

 武田「(下野に)今日、生誕祭ですもんね」

 -どのようなお気持ちで臨まれるのですか?

 下野「いやあ~…。スピーチ、何を話そうかっていうことしか考えていない」

 秋吉「しかも(劇場公演)1000回(の記念セレモニー)だし」

 武田「確かに。しゃべることいっぱい。いいですよ、10時間くらいしゃべってもらって」

 下野「君は出ないからいいけど(笑)」

 武田「見ているんで」

 下野「いやぁ…でも毎年悩む、スピーチ」

 -毎年難しくなっていきそう。

 下野「当日になっても思い浮かばず、ここまで来ちゃった」

 -頭の中でまとめる? 書いてまとめる?

 今村「人によって違う」

 下野「人によるんだろうね。全然書かない、私は」

 今村「手紙を書いてくる人もいるし、メモ書いて、ちょっと覚えて言うとか」

 下野「携帯にメモするっちゃメモする。何を言おうかなって」

 秋吉「大学も卒業したし、めっちゃ話すことありそうですね」

 武田「確かに。しゃべることしかない(笑)」

 下野「ひえぇ…」

 -にわかにアニバーサリーが重なった。

 下野「そうなんですよね。いろいろ『おめでとう』なんです」

 武田「社会人だ」

 下野「社会人になります」

 -触れるネタが多すぎると逆にざっくりになりそう。

 下野「まあいろいろありましたけども…」

 武田「一気にざっくりしたな(笑)」

 -10年目の生誕祭。

 下野「毎年、すごくなっているというか。ファンの人の熱量が。最初は、私たちもファンの皆さんも分からない中でやって、それでもすごくすてきだったんですけど、だんだんファンの人も勝手が分かってきて。今日のために計画して準備してくれて。それが毎年、どんどん、家族感が増していくというか。今年もそうなると思うんですけど、幕が開いた瞬間、親戚の集まりみたいな(笑)」

 秋吉「安心感はすごいですよね」

 武田「今年とか特にそうだと思う。(客席が)半分しか入らないから、本当に自分のファンしかいない。知っている顔しかない現象」

 -相変わらず声は出せないけど…。

 武田「でも幻聴が聞こえましたよ、私」

 下野「すごっ(笑)」

 武田「え?と思って」

 下野「『もかちゃーん』が聞こえたの?」

 武田「曲中のコールが聞こえた気がして、ん?と思ってキョロキョロしても話している感じはなかったから、これは私が聞こえてしまっただけだなと」

 今村「だめなものが聞こえちゃって(笑)」

 武田「これまで慣れている曲じゃないですか。そこでコールがあることも分かっているじゃないですか。それで、勝手に幻聴をつくり上げたみたいで。一人でびっくりした」

 -「好き好き好き」などコールがおなじみな曲は、幻聴が聞こえてしまうのかも。

 武田「感覚的にね」

再開された「生誕祭」でファンに思いを伝えるHKT48の武田智加(中央)

お客さんがいる方が汗をめっちゃかく

 -お客さんがいないと再開できないのが生誕祭だった。少しずつ、工夫をしながら。

 秋吉「やっぱり全然違うよね、(ファンが)いるのといないのとじゃ。声は出ていないけど、まなざしが温かい(笑)。すごく熱くなりますね。なんだろう、あれは」

 下野「お客さんがいないとき、めっちゃ疲れない? 私、めっちゃ疲れる(笑)。見られているから頑張れるけど、カメラだけのときは『やばい疲れた』って、すぐに息切れ、みたいな。『Lit Charm(リットチャーム)』もお客さんがいない時あったじゃん。めっちゃ疲れた」

 今村「うんうん。大変だった。お客さんが見ていると『頑張ろう』ってなるけど、カメラだけだと、ただただ疲れる」

 武田「(お客さんが)入っている方が、めっちゃ汗かきません?」

 今村「汗もめっちゃかく。張り切っちゃっているんだろうなー」

 -チーム公演も徐々に再開する。最初はチームTⅡの「手をつなぎながら」から。

 今村「4月13日。もうすぐ」

 武田「めっちゃすぐ」

 -チームKⅣの「制服の芽」が…。

 下野「27日?」

 マネジャー「チームKⅣの『制服の芽』が24日。27日はチームHの『RESET』」

 秋吉「うぇー。早い。こんなに急に『なないろ』が終わるとはって思いました。もう今日(4月2日)が千秋楽です。チームイエローとチームレッドは」

 今村&武田「早っ」

 下野「(自身の生誕祭と重なって)申し訳なさすぎて。それがなんか」

 -いやいや、ふさわしいですよ。

 今村「最後にふさわしいですよ」

 武田「有終の美」

 下野「ふざけている顔をしてんのよ、みんな(笑)。気を使っている顔をしていない(笑)」

 今村「でも早い。確かに」

 武田「16人の公演再開はHKTが最初、みたいな感じですか? 他のグループは人数を減らしてしかやっていないんじゃないかな」

 -東名阪の姉妹グループは難しそう。

 武田「あー。ちょっとなんか、ありましたっけ。ね? なんか、ね?」

 下野「あう、そっちの問題…?」

 武田「あ、そっちじゃない?」

 -新型コロナウイルスの感染者が…。

 武田「あ、そっちもだ。いや、そっちこそ」

 秋吉「え、逆に何のこと?」

 今村「なになに? 分からん」

 -え?

 武田「え?」

 下野「え?」

 秋吉「え?」

 今村「え?」

 武田「いろいろありますもんね」

 下野「いろいろあるから」

 -三者三様のスプリングでしたね。

 武田「いろいろな面でいろいろありますね」

 -16人の再開は福岡が最初になるのか。

 下野「そうだ、16人」

 武田「一気に劇場がぎゅうぎゅうになる」

 秋吉「多いって思いそう」

 今村「自己紹介MCとか長いって思いそう」

 下野「『なないろ』は、ずっと7人だったからね。MCもめっちゃ短いもん」

 武田「3列目の時、『まだかな~』って(笑)」

 下野「体力が…」

 武田「体力がやばい」

 -『制服の芽』はきつそう。

 今村「きついですよ」

 秋吉「あの公演、いっつも死にかける」

 下野「最初に着ているコートが変わるんですよ」

 今村「軽くなるんですか?」

 下野「軽くなる」

 今村「え、うれしい! それはうれしい!」

 武田「それはすてきだ」

 秋吉「借り物でしたっけ? あのコート」

 下野「いや、新しく作ってもらったけど、さらに新しく作ってもらった」

 秋吉「やばっ」

 下野「軽くなりました」

 今村「2、3kgありましたもんね」

 下野「人一人背負っているレベルだった」

 -あれを着てそのまま外に出られそうだった。

 下野「めっちゃ分厚い、ちゃんとした生地だった」

 今村「ジャンプする時に『うおおお~』ってなって、本当に大変だった」

 武田「助っ人で出るとき、身長が高い人の衣装を着ることが多くて。(今田)美奈ちゃんのとか着てたんですよ。めちゃめちゃ長いし、重いし」

 今村「猫背になるよね」

 下野「あれって重いし、肩がこるよね」

 -ジャンプするし。

 今村「一発目から跳ぶもんね」

 下野「いやあ…できるかな…もう忘れたよね(笑)。思い出さなきゃ」

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