聞いていた同期の卒業…隣で泣きそうだった HKT月イチ報告(中) (2ページ目)

西日本新聞 古川 泰裕

難しい、同期の卒業ってなんか…

 -下野さんにとって1000回目の劇場公演となった3月6日、森保さんが卒業を発表。おそらく1期生は事前に知っていたと思うが。

 下野「知っていました。いやあ、慣れないけど…。卒業しようと思っている的なことは、けっこう前々から気付いていて。9周年の時に、はっきり聞いて。確定したのが(発表の)何日か前で。『この日に発表するよ』みたいなのをLINE(ライン)でみんなに教えてくれて。当日は、それしか頭になくって。『1000回おめでとう』みたいに言ってもらっていたけど、それより『まどか!』みたいな感じだったから(笑)。曲中もそわそわしちゃって」

 今村「そんな前もって聞いていたら、曲中に泣いちゃいそうな気がする」

 下野「いや泣くよ。『キスは待つしかないのでしょうか?』で泣きそうだったもん。まどかのポジション隣で『まどかー!』ってなったし『誰より手を振ろう』とかめっちゃ泣きそうだった。難しい、同期の卒業ってなんか…」

 今村「まだ経験したことないんですよ。ドラフト2期生だけ同期の卒業を経験したことがなくて」

 下野「3人だからね…」

 今村「やだ…」

 -3人だと1人の存在感が大きい。

 武田「ダメージが大きそう」

 下野「うちらも人数めちゃめちゃ減ってきてからのさ、1人の卒業ってでかくない?」

 秋吉「そうですよね。人数が減ってくると、いっつも同期で一緒にいますよね」

 下野「まどかの卒業は、けっこうでかいかも。昔は、ただただ『寂しい!』って感じだったけど、今はみんな(目を閉じて何度もうなずく)みたいな」

 武田「うんうん、って(笑)」

 下野「同期みんなそんな感じ(笑)。ちゃんと卒業コンサートができるのは良かったなって思います」

 武田「どんな感じになるんだろう、卒業コンサートって。経験したのは指原さんの時だけなんですよ。穴井(千尋)さんの時はまだいなかったから」

 今村「確かに。あんまりないね」

 武田「あ、らぶさん(多田愛佳)があった。そのときは(HKTに)入ってたわ」

 今村「ちーさん(穴井)、愛ちゃん、さしこちゃんくらい」

 -まあ送り出すような演出とかを想像するけど。

 武田「どんな感じなのか…。でもライブも(客席)半分なんですよね」

 下野「声も出せないのか」

 武田「出せないですよね」

 下野「不思議な感覚になりそう。何のためにあおるのか」

 武田「あおれないですよね」

 下野「難しそう」

 -「あおり」に返せる何かを…。

 今村「声出しボタンみたいなやつにさ、録音してほしいよね(笑)」

 下野「いくつかボタンがあって『笑い声』を押すと『わははー』みたいな音が出る、みたいなの欲しい」

 -スタッフ笑いみたいな(笑)

 下野「『アッハッハッハ』みたいなのと、拍手と、『フー!』と、あと『オイ!オイ!』っていうコールと…」

 -ミックスは?

 武田「ミックスどうするんだろう(笑)」

 今村「バラッバラになりそう(笑)」

 武田「難しい。劇場以上にもどかしそうですね」

取材中、楽しそうに笑う武田智加

はあち、笑うタイミングがちょっとずれていて

 -笑い声に限った話で言えば、3月23日から26日までコント劇の福岡凱旋(がいせん)公演を開催。

 秋吉「あれって声出していい感じだったんですか?」

 -笑い声はね。

 下野「しゃべるのはだめだけど…」

 今村「初日はみんな笑っていいかも分からなくて、けっこうすごい空気の中でやってましたよね(笑)。大丈夫かな、みたいな。途中から笑っていいと分かってから、みんな笑ってくれるようになったから、良かったけど」

 下野「コント劇は笑えないときついよね」

 今村「やっている方も見ている方もきついですよね、多分」

 武田「ウケてない、ってなりますよね(笑)。私、はあち(松岡はな)と、びびちゃん(村川緋杏)と見に行ったんですけど、はあちって、めちゃめちゃ笑うんですよ。しかも笑うタイミングがちょっと何かずれていて。シーンとしている時に『アッハッハッハ』って笑うから、声が鳴り響いて、それがめっちゃ面白くて(笑)」

 今村「こっちも、めちゃめちゃはなちゃんの声、聞こえとった」

 下野「はあち、笑っているーって(笑)。はあちと(田島)芽瑠の笑い声はめっちゃ分かった。キャハキャハ言ってた」

 -撮影中にトントンって後ろから呼ばれて、なんだと思ったら芽瑠ちゃんで「加賀(成一)さんが顔にほくろを描いているかどうか」っていう確認だった。

 今村「気付いたんや(笑)」

 -東京公演に続き、ギリギリの判断だったが有観客でできてよかった。

 下野「いやあ本当に…」

 今村「どっちもいい感じに、お客さんありでできて…」

 下野「福岡の最終日は配信もあったし、東京は全部配信もあったし、お客さんも入ることができて。お客さんなしでコント劇をするっていう感覚が難しすぎて」

 武田「間も何もないですもんね…」

 今村「想像するだけで怖い」

 -今回の座組はどうでしたか?

 今村「コント劇が終わった後、みんな仲良くなっている理由が分かったというか。そりゃこんなに長く一緒にいたら仲良くなるよなって。本当にずっと一緒にいましたもんね」

 下野「ずっと一緒にいたね」

 今村「稽古が終わった後も由貴ちゃんの部屋に集まってご飯を食べて、由貴ちゃんの部屋にご飯のにおいを残してみんな去って行くという(笑)」

 秋吉「いつも由貴ちゃんの部屋なんや」

 今村「『大人のカフェ』さんも優しいし、すごくいい環境というか、めっちゃ楽しかった」

 下野「スタッフさんが、めちゃくちゃ優しいしね」

 今村「何回も立候補したくなる気持ちも分かる」

 武田「みんな家族みたいな」

 秋吉「お客さんも含めてみんな家族みたいな」

 今村「福岡でやったアフターコントがすごく好きで。かえちゃん(上島楓)と麻莉愛でやったんですけど、2人の温度差が全然あって、それがすごく面白くて。一番やっていて楽しいコントだったかもしれない」

 下野「めっちゃ面白かった。かえちゃんがリハーサルでいない時、私がかえちゃんのところに入って麻莉愛とやったんですけど『これは楽しいな』って(笑)」

 -次回以降どうなるのか。

 下野「やるのかなあ、コント劇…」

 武田「どうなんでしょう」

 秋吉「どのメンバーが出ても面白くなりそう」

 下野「絶対に面白い」

 -今回の会場だったイムズホールはなくなる。

 下野「なくなっちゃうし、(東京の)原宿クエストホールもなくなっちゃうから…」

 秋吉「バークアップ(大野城市)もなくなりましたよね。うちらのホームがなくなっていく(笑)」

 今村「コント劇をしたらなくなるみたいになっちゃう(笑)」

 武田「やばいやばい(笑)」

 下野「スタッフさんと話していた時、次は会場も変わるから、もしかしたら新しい…ちょっとだけ変わるかも、みたいな感じはちょっとあった」

 秋吉「ミュージカルとかやってみたいです。面白そうじゃないですか? 加賀さんとか、歌うのが好きそうだし」

 下野「『大人のカフェ』さんとミュージカルなのね(笑)」

 武田「カフェさんは変わらない(笑)」

 下野「でもミュージカルコントみたいなの、1本作れそう」

 武田「『伊達さん』ならいける」

 下野「『伊達さん』、何でもできるから」

 武田「だって『始まりの歌』があったから。コントの『始まりの歌』っていうのがあって」

 秋吉「何かあるん?」

 下野「サビがなかなか始まらないっていう歌」

 武田「ずーっとサビが、来ない…来ない…っていうコント(笑)」

 秋吉「めっちゃ面白そう(笑)」

 武田「ちゃんとしたすてきな『はじまりの唄』は別にあった(笑)」

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