四球92個…ソフトバンク投手陣が警戒する両翼92メートル 20日から楽天戦

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 福岡ソフトバンクの笠谷俊介投手(24)が、同率首位対決となる20日の北九州市民球場での楽天戦で快投を誓った。本拠地ペイペイドーム以外では2年ぶりの主催試合。同市民球場ではかつて引き分けを挟み8連敗を喫し、2018年7月からは3連敗中ながら、笠谷はソフトバンクと並びパ・リーグ2位の17本塁打を放っている楽天相手に低めに投げることを徹底し、「四球撲滅」でファンに白星を届ける。

両翼92メートル

 待ちに待ったファンが、間違いなくいるはずだ。新型コロナウイルスの影響で昨季は開催されなかったペイペイドーム以外での公式戦が、2シーズンぶりに北九州市民球場で行われる。先発マウンドに立つ大分出身の笠谷は、普段はペイペイドームに足を運べないファンの思いもかみしめた。

 「ホームなので勝ちにこだわりたいし、子どもたちも見に来ると思うので、野球を好きになってもらえるようなプレーをしたい」

 投手にとっては注意を払わなければならない球場でもある。両翼は92メートルで、ペイペイドームよりも約8メートル短い。笠谷自身、2018年7月18日の西武戦で“餌食”になった。左打者の秋山(レッズ)に、左翼スタンドへの本塁打を打たれた記憶が鮮明に残る。「詰まったのでレフトフライだと思ったんですけど…。要注意です。高めに投げないように低め低めに投げたい」と気を引き締めた。

 覆さなければならないデータもある。笠谷が登板した同戦から、チームは北九州で3連敗中。かつては11年から引き分けを挟み8連敗を喫した地でもある。今回の相手は同率で首位に並ぶ楽天だ。ホークスと並びリーグ2位の17本塁打をマークしている長打力に加え、同2位の92四球としつこさも兼ね備える。

 ホークス投手陣はリーグ2位の防御率3・10を誇りながら、四球は同ワースト2位の92個を与えている。「ランナーをためないことが一番だと思う」と左腕が言えば、高村投手コーチも「(球場が)狭いですよね。(走者を)ためたら駄目ですよね、と。全員がそう思っている」と同調する。

 新型コロナウイルスは全国で猛威を振るい続け、5月23日のオリックス戦は当初、鹿児島で予定されていたが既にペイペイドームへ開催地が変更されている。数少ない本拠地以外での主催試合で、待ちに待った白星をつかみにかかる。 (鎌田真一郎)

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