西武辻監督が絶句「なんで向こう(二塁)に投げたのか…」敵将リクエストからの4失点で逆転サヨナラ負け

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆オリックス7-6西武(22日、京セラドーム大阪)

 西武が衝撃の逆転サヨナラ負けを食らった。3点リードの9回2死からオリックスに4点を奪われた。「今ちょっと、言葉が見つからないね。こういうこと、あるんだ…」。辻監督は試合後、思わず言葉を失うほどの計り知れないショックを受けていた。

 同点の8回無死一塁から、3番森が送りバントでチャンスを広げ、1死満塁から愛斗が走者一掃となる左中間への3点二塁打。投げても8回まで6人の継投で3点にしのいだ執念の采配だった。それが、土壇場のワンプレーで暗転した。

 9回のマウンドは守護神の増田。2死一、二塁でジョーンズは三塁へのゴロ。ここで三塁の守備固めに入っていた佐藤が二塁へ送球した。一走は俊足の小田で、打った瞬間にスタートを切る。一方、打者走者のジョーンズは右打者で、一塁への到達も決して速くない。なのに「なんで向こう(二塁)に投げたのか…」と辻監督。塁審の判定は「アウト」だったが、オリックスのリクエストで判定が覆り、試合終了のはずが2死満塁の大ピンチを招いた。ここで増田がT-岡田に走者一掃の右越え三塁打を許して同点にされ、続く杉本にはサヨナラの左前打。オリックスに3タテを喫し、1分けを挟んで4連敗となった。

 山川、外崎が戦線離脱中の苦境下で、23日の楽天戦からコロナ禍で来日が遅れていたスパンジェンバーグが合流予定と、逆襲へ向けての心強い材料もあるが「今の負けで、頭の中いっぱいだから…」と辻監督。その心中は察するに余りある。 (喜瀬雅則)

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