ソフトバンク打線19安打に猛打賞4人 負けても工藤監督「満点と言っていい」

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆ロッテ11-9ソフトバンク(24日、ZOZOマリンスタジアム)

 毎回かつ今季最多の19安打でも負けた。4点を追う9回、牧原大の中前適時打と代打川島の犠飛で2点差まで迫ったが、2死一、二塁で、3戦連続で黒星を付けた益田に栗原が遊ゴロに打ち取られてゲームセット。9得点も今季最多なのに…。今季最長となる4時間半を戦ったナインの表情には疲れの色が浮かんだ。

 「最後までみんなが集中して、このゲームを何とかするという思いが出ていた。昨日(23日)もそうだけど、野手は満点と言っていいくらい、しっかりやってくれている」。工藤監督は悔しさをにじませながらも、粘り強く得点を重ねた打線を評価した。

 19安打で敗れたのは2008年9月15日のロッテ戦(7-8)以来、13年ぶり。くしくも球場は千葉マリン、現在のZOZOマリンだった。さらにその前は南海時代、それも1リーグ時代の1947年5月23日、阪神戦(甲子園、10-11)。75年間で3度しかない「珍事」だ。

 それでも野手4人が猛打賞をマークした打撃陣の好調ぶりは、今後に向けて心強い。グラシアルは今季初の4安打で3試合連続猛打賞。リーグトップの打率を3割7分に伸ばした。5回に一時同点の中前打を放つなど3安打を重ねた松田は自身通算100度目の猛打賞となった。

 23日に15試合ぶりのアーチとなる4号ソロを放った柳田も2回に先制の2点二塁打を放つなど3安打。好調の甲斐も同じく3安打で打率を3割に乗せた。「しっかり切り替えて、また明日いいゲームができるように」。指揮官も努めて明るく前を向いた。

 投手陣の四球禍で今季ロッテ戦の初黒星を喫したものの、リーグトップのチーム打率は2割6分3厘まで浮上した(昨季は2割4分9厘)。近年は鉄壁の投手陣が最大の強みだったホークス。今年は打線もガンガン目立っていく。 (長浜幸治)

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