甲子園の屈辱転機 宮崎商5番西原「狙っていた」野球人生初の1試合3発!

西日本スポーツ 前田 泰子

 高校野球の春季九州大会(第148回九州大会)は25日、大分市の別大興産スタジアムなどで2回戦5試合が行われ、8強が出そろった。今春の選抜大会に出場した宮崎商は、5番西原太一(3年)が先制弾など3本塁打放つなど東海大熊本星翔を7-3で下した。福岡大大濠は延長13回、タイブレークで津久見(大分)に2-1でサヨナラ勝ち。九州国際大付(福岡)は2-0で大分舞鶴を破った。鹿児島実は藤蔭(大分)に7-3、長崎商は柳ケ浦(大分)に4-0で勝った。

通算19号

 宮崎商の5番西原が3発のソロ花火を打ち上げた。2回に先制弾、6回は貴重な追加点となった。そして最終打席となった8回には「狙っていた」と直球をすくい上げて、左翼スタンドへたたきこんだ。昨秋の九州大会準々決勝でも本塁打を放っており、これで通算19本塁打のうちの4本が九州大会だ。「公式戦に強い」と橋口監督も認める勝負強さを発揮した。

 1試合で3本塁打は野球人生で初めての経験だった。甲子園から戻った後は練習試合でも2本塁打。「バットのヘッドを立てることを意識した」と、フォームを修正したことで調子が上がった成果を示した。

 甲子園で緊張から初球を見逃してしまった経験から、積極的に初球から打ちにいく意識を持つようにした。この日の1本目と2本目はファーストストライクを捉えたもの。積極性が良い結果につながっている。

 甲子園では天理(奈良)の大会屈指の好右腕、達と対戦し、3打数無安打に終わった。「相手に圧されたと思う。自分を追い込みすぎて(本来の実力の)2割ぐらいしか力が出せなかった」。味わった悔しさを糧に一皮むけた。

 「自分の持ち味は長打力」と大谷(エンゼルス)や阪神のルーキー佐藤輝の動画を見ながら遠くへ飛ばす技術を研究している。準々決勝はダブルの好右腕を擁する九州国際大付戦。自らのバットで打ち破り、昨秋に続く4強入りに導く。 (前田泰子)

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