「大人げなく…」片野坂監督男泣き 長いトンネル抜けた!J1大分、連敗7でストップ

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J1第12節 大分1-0清水(2日・昭和電工ドーム大分)

 大分トリニータが清水に1-0で勝利し、連敗を7で止めた。前半38分に町田也真人(31)がCKのこぼれ球を押し込んで先制点を決めた。町田の今季4点目となる2試合連続ゴールが決勝点となり、守備陣も今季初めて無失点にしのいだ。大分は9試合ぶりの白星で、ホーム初勝利。勝ち点を8とした。

 こみ上げる感情が抑えられなかった。試合後のテレビインタビューで片野坂監督が声を詰まらせた。「大人げなく泣いてしまいましたが…。連敗している状況で、何としても勝利を取りたかった」。長いトンネルを抜けた安心感がにじんだ。

 前半38分にコーナーキックから先制点を奪い、流れをつかんだ。1点リードの終盤は前線に長身選手を並べる清水のパワープレーに耐えた。守備をまとめた坂は「ミスが出てもカバーし合って、みんなの良さを出すことに意識を置いた」と振り返った。

 現体制ではJ1で最長となる連敗に沈む中でも、クラブは就任6年目の片野坂監督を信頼し、今後の指揮を託す意向を示していた。ようやく手にした今季2勝目。4クラブが降格する今季のルールで、降格圏内の17位と厳しい状況に変わりはない。それでも同じ下位に低迷する清水を下し、浮上の足掛かりは築いた。

 九州のクラブは鳥栖が3位、福岡が7位と好調。今月はその両クラブとの「九州ダービー」が控える。新外国人のエンリケトレビザンが後半44分からリーグ戦初出場するなどメンバーを整えながら、巻き返しを図ろうとしている。片野坂監督は「チームとしてタフに戦い、勝ち点を積み上げたい」と前を向いた。(松田達也)

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