チーム廃部で「移籍先ない」ラグビー桑水流裕策が引退、リオ五輪7人制主将

西日本スポーツ 末継 智章

 2016年リオデジャネイロ五輪でラグビー7人制男子日本代表主将を務めた桑水流裕策(コカ・コーラ)が2日、西日本スポーツの取材に応じ、現役引退を表明した。来年1月に発足予定の新リーグ初年度までプレーする考えだったが、所属チームの年内での廃部決定を機に「体は動けているが、もう(10月で)36歳。移籍先はないと思う」と決断した。

 鹿児島市出身の桑水流は08年に福岡大から入社。大学時代から日本代表活動を続けた7人制でリオ五輪4位に貢献するなど「ミスターセブンズ」と称された。15人制でも日本代表で3キャップを獲得。愚直に体を張るプレースタイルで道を切り開いた。

 「五輪に出て、ここまで来られたのは会社のサポートのおかげ」と感謝する一方で「こういう形で終わるのが残念」と口にした。当面はヘッドコーチを務める7人制女子チーム「ナナイロプリズム福岡」(福岡県久留米市)の活動に専念。23年の鹿児島国体への出場に意欲的で、将来は故郷で指導したいという。「今回の件で会社の経営に左右される企業スポーツの在り方を考えた。子どもも大人も身近に取り組める新たな道があってもいい」と日本スポーツ界の発展に尽くす考えを明かした。(末継智章)

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