「今秋のドラフト上位候補」プロ注目の最速150キロ左腕、5回9Kで存在感

西日本スポーツ 前田 泰子

 九州地区大学野球選手権北部九州ブロック大会(西日本新聞社など後援)第4週第2日は2日、福岡県宮若市の光陵グリーンスタジアムで3試合があり、別府大は西日本工大を4-2で破り5勝3敗で首位に並んだ。西日本工大のプロ注目左腕、隅田知一郎(4年・波佐見)は3番手で登板し、5回を1失点、9奪三振と力投したが勝利に結びつかなかった。日本文理大は近大産業理工学部を3-1で破り、久留米工大は長崎大に3-2で競り勝った。

別府大に惜敗

 プロ注目左腕の力投もチームに勢いをつけることはできなかった。2点ビハインドの4回から登板した西日本工大のエース隅田は5回を5安打1失点。2-4で別府大に敗れ「優勝に王手をかけたかったんですが」と悔しそうな表情を見せた。

 昨秋、最速150キロを出すとプロのスカウトの注目度が上がり「今秋のドラフトの上位候補」と高い評価を受けるようになった。この日は5回に3連打を浴びて1失点した後にギアを上げた。6回以降は被安打1、3イニングで5奪三振。雨の中の投球で最速は145キロながら、きれのある直球とカットボールやチェンジアップ、この春から投げ始めたツーシームを駆使して空振りを奪った。

 今季は先発、救援で8試合中7試合に登板するチームにとって欠かせない存在だ。「制球力があり、全ての球種で空振りが取れるのがいいところ」と武田監督の信頼も厚い。別府大と5勝3敗で並び、優勝のためには残り2試合で1敗もできないが、隅田は「今はプロより神宮(全日本大学選手権)に行きたい。そして全国大会でアピールします」と残り2試合もフル回転する覚悟だ。(前田泰子)

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