工藤監督の誕生日不敗神話 つなぎとめた上林の叫び

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆ソフトバンク5-5楽天(5日、ペイペイドーム)

 「よっしゃー」。クールな男が叫んだ。今季初めて先発で起用された上林の一打が4カード連続の負け越しを防いだ。1点を追う九回2死一、二塁で同点左前打。楽天の松井が投じた4球目の外角スライダーを逆方向へとはじきかえした。

 「自分の結果を求めていった。それがチームの結果につながる。これからも」とうなずいた。開幕直前に1軍から2軍に降格。悔しい思いを抱えながらも、気持ちを切らさず、来る日に備えた。

 4点を追う三回は適時二塁打。五回は則本昂の高め151キロ真っすぐを右翼テラス席へ運んだ。昨年8月以来となる1号2ラン。3日に昇格し、2戦連続で打席に立てなかったが、3安打猛打賞で4打点と最初のチャンスで成果を発揮した。

 5日は工藤監督の58歳の誕生日。上林は4年前のこの日も決勝弾を放ち白星を贈った。2015年の就任以来の誕生日不敗を継続させた工藤監督も「絶体絶命だっただけによく打ってくれた」と“孝行息子”をたたえた。(山田孝人)

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