天国から見守って 聖火リレー走るはずだった古賀稔彦さん、地元で巨大壁画に

西日本スポーツ 野村 有希

 9日から佐賀県で始まる東京五輪聖火リレーで走る予定だった柔道家の古賀稔彦さん(3月24日に53歳で死去)=同県みやき町出身=の肖像画が7日、佐賀市の百貨店「佐賀玉屋」の外壁に登場した。佐賀玉屋前は聖火ランナーが通過する予定で、民間企業の有志が天国から古賀さんにリレーを見守ってもらおうと企画した。31日まで掲げられる。

 肖像画は縦約12メートル、横約7メートルで、壁に張った透明シートに描かれた。壁画専門のアート会社「OVER ALLs(オーバーオールズ)」(東京)に所属する画家4人が3日間かけて仕上げた。得意の一本背負いをする古賀さんのシルエットを背景に、1992年のバルセロナ五輪で金メダルに輝いた瞬間、雄たけびを上げる古賀さんの写真などを参考に仕上げたという。

 7日の完成披露会では、有志代表で企画会社社長の井上康治さん(61)が「古賀さんの思いを継ぎ、聖火リレーと東京五輪・パラリンピックが成功するように機運を盛り上げたい」とあいさつ。駆け付けた古賀さんの兄、古賀元博さん(55)も「弟のことを多くの人たちが今でも応援してくれて、感謝の気持ちでいっぱいです」と述べた。(野村有希)

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