高橋礼再出発で別人「どこが悪かったんだろ?」監督

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ 阪神0-1ソフトバンク(8日、阪神鳴尾浜球場)

 先月27日に出場選手登録を抹消されたソフトバンクの高橋礼投手(25)が8日、ウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)の5回から登板し、2回を無安打無失点に抑えた。制球難に苦しんだサブマリンは2軍降格後初の実戦で四死球を出さず「テンポもリズムも、球威もよかった」と復調への手応えをつかんだ。

 一昨年は12勝を挙げ新人王、昨季は中継ぎでチーム最多タイの52試合登板した右腕は1軍先発5試合26イニングで27四死球。昨季は51イニングで33四死球と苦闘ぶりは数字を見ても明らかだった。降格後は「上半身と下半身の使い方にズレが生じていた」と指摘する倉野ファーム投手統括コーチとともにフォームの修正に取り組み、130キロ台前半に落ち込んだ直球の球速を取り戻すため、下半身強化のメニューも徹底した。

 そのための“中13日”を経たこの日は、打者6人に対し3ボールになる場面もなく無四死球。5回は9球、6回も8球で三者凡退。最速も135キロをマークし、「リズムをつくっていいボールを何球も続けられるよう、フォームの再現性を高めたい。あとは135キロがアベレージになるように」と本人も納得顔だ。

 藤本2軍監督も「テンポもいいし、甘い球も全くなかった。どこが悪かったんだろ、って感じだね」と高評価。千賀、東浜がまだ1軍復帰できず、中継ぎの高橋純と守護神の森も戦線離脱中と、投手陣の台所事情は苦しい。「一日も早く1軍に戻ってもらわないといけない投手」と藤本2軍監督が言う“その日”は、決して遠くないようだ。(喜瀬雅則)

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