待望の先発白星 西武3年目のドラ1松本航、配置転換で学んだ「爆発力」

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆ソフトバンク0-2西武(8日、ペイペイドーム)

 スコアボードに9個目の「0」が刻まれると、ベンチの松本が表情を崩した。先発復帰初戦は6回無失点で2勝目。中継ぎ登板を経て、力強さを取り戻した。「先発に戻ってしっかり投げられて、久しぶりに勝ちがついてうれしい」と笑った。

 4投手による綱渡りのゼロ封リレーの先陣を切った。9回中5イニングは無死で得点圏に走者を背負った。松本も2、4、6回といずれも無死二塁を抑えた。「点もやりたくなかったけど、アウトを一つずつ取っていこうと思った」と振り返った。

 今季は高橋に次ぐ、先発ローテの2番手として期待されたが、3度の登板で中継ぎに配置転換された。「気持ちを出していかないといけない状況や場面が分かった。勝負どころでの爆発力を学んだし、1球目の大切さも勉強になった」。ブルペン待機やリリーフ登板で精神面が変化。ピンチを乗り切る術を身につけ、先発に帰ってきた。

 辻監督は「(投手陣が)ピンチの連続でよく粘った。松本に勝ちがついたことが非常にうれしい」と目尻を下げた。

 チームも勝率5割復帰で鬼門のペイペイドームで開幕から5戦4勝1分けといまだ負けなし。ゼロ封は35試合目にして今季初めてだ。松本は「これからしっかり勝ちを重ねていきたい」と力を込めた。課題の先発陣が奮闘すれば、一気に浮上も見えてくる。(小畑大悟)

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