チーム救った1年生 高校時代の同僚は巨人坂本勇人

西日本スポーツ 前田 泰子

 福岡六大学野球の春季リーグ戦は第5週第2日の9日、福岡市の福工大野球場で3試合があり、九産大が福工大を6-3で破り1勝1敗とした。ルーキーの市丸紘樹(1年・唐津商)が4回に適時三塁打で流れを引き寄せた。九共大は12-1で九工大に5回コールド勝ち。福教大は7-0で日経大を破り1勝1敗となった。10日は同球場で九産大と福工大、福教大と日経大による3回戦が行われる。

 ルーキーのバットが重い雰囲気を吹き飛ばした。0-0で迎えた4回2死二塁。九産大の5番市丸が右翼への適時三塁打で先制点をたたき出した。「体勢は崩れていたけど芯で捉えられたのがよかった」。チームは前日の福工大戦で今季初黒星を喫し、春の7連覇達成のために絶対落とせない一戦で勢いをつけた。

 1年生らしい思い切りのいい打撃が好結果を生んでいる。コロナ禍で例年の新入生より遅い3月からのチーム合流だったが、開幕からリーグ戦の全8試合でスタメン出場。ここまで8試合全て安打を放ち、打率4割5分2厘をマークしている。開幕戦は7番だった打順も今は中軸の5番へ信頼も勝ち取った。大久保哲也監督は「バットコントロールがいい。4番で使いたいぐらい」と目を細める。

 育成ドラフト6位で巨人入りした坂本勇は高校時代のチームメートだ。イースタンリーグでスタメン出場するなどプロのステージで頑張る姿が市丸の励みになっている。

 このまま調子を維持すれば首位打者も見えてくる。「首位打者とベストナインを取りたい」。初タイトルと自身初のリーグ優勝を狙って全力を尽くす。(前田泰子)

PR

大学野球 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング