西武平良、開幕20戦無失点の背景 「最速160キロ」イメージ逆利用した投球

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆楽天3-3西武(11日、楽天生命パーク)

 涼しげな表情のままでベンチに戻った。同点の8回。平良はわずか9球で終えた。「3人で終わって、球数も少なくて良かった。いい準備をして(マウンドに)上がっているので、いい結果が出ている」。開幕から20試合連続無失点。昨季の新人王は胸を張った。

 最速160キロを誇る剛腕のイメージを逆手に取った。直球は先頭の島内への初球に投じた147キロの1球のみ。切れのあるスライダーやチェンジアップで空振り三振、一飛、遊飛とアウトを重ねた。「それが今年だと思う。真っすぐが一番打たれている球なので慎重に投げている」と明かす。

 キャッチボールからチェンジアップを一番多く投げ、遠投でも試している。オフからのテーマは一貫して変化球。「自信がある球は真っすぐ以外です。(真っすぐは)投げたら打たれるという感じ」とまで言い切った。

 試合は侍ジャパンの稲葉監督が視察。東京五輪のセットアッパー候補としても期待が大きい。稲葉監督は「クイックであの力強い球というのは(打者が)初見で合わせるのは難しいと思う」と高評価。平良は「まずはシーズンで結果を出さないとどうにもならない」とさらなる活躍を誓った。

 平良らリリーフ陣の奮闘もあって引き分けたが、今季楽天に5敗2分けと7戦勝ちなし。辻監督は「明日勝てるように頑張ります」。もちろん平良も準備万端で出番を待つ。(小畑大悟)

PR

埼玉西武ライオンズ アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング