元ソフトバンク摂津正氏「同じ病気の人に勇気を」家族の前でつないだ聖火

西日本スポーツ 浜口 妙華

 東京五輪の聖火リレーは12日、北九州市での点火式で九州・沖縄8県の日程を終えた。期間中、新型コロナウイルス感染が急拡大し、各県は規模縮小による開催に腐心した。

 12日、同市門司区の関門海峡ミュージアム前での点火式は10市町の95人が舞台上で聖火をつないだ。

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 プロ野球・ソフトバンクのエースだった摂津正さん(38)も点火式に参加した。1月に自身のインスタグラムで「慢性骨髄性白血病」と診断されたことを公表。「同じような病気で苦しむ人を勇気づけたい。骨髄のドナー登録者が増えれば」とトーチを手にした。

 2009年にドラフト5位でソフトバンクに入団。同年に新人王、12年に沢村賞を受賞し、18年限りで現役を退いた。今年1月に白血病と診断され「まさか自分がとショックだった」と明かす。翌2月に第2子となる長男が誕生し、「うれしい。もう一回頑張ろう」と前向きになったという。

 この日は妻と4歳の長女、長男が見守る中、聖火をつないだ。「五輪に出場する選手には頑張ってほしい。子どもたちが大人になった時、聖火ランナーとしてトーチを持ったことを伝えられたら」と父親の表情ものぞかせた。(浜口妙華)

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