最終日に4打差逆転「将来は賞金女王」17歳の桜井心那が競り勝ち初V、国内ツアー初挑戦へ弾み

西日本スポーツ 松田 達也

 アマチュアゴルフの九州女子選手権は13日、佐賀県鳥栖市のブリヂストンCC(6346ヤード、パー72)で第2日の残りと最終日があり、長崎日大高3年の桜井心那(オーシャンパレス)が通算1アンダーの215で初優勝した。荒木優奈(グリーンランドリゾート)が2打差の2位で、前日暫定首位だった中道ゆい(チェリー宇土)は3打差の3位。今大会の上位17人は、6月15日から鳥取県の大山GCで開催される日本女子アマチュア選手権に出場する。

来月には日本アマ

 粘り強く初の栄冠を勝ち取った。17歳の桜井は「一番目標にしていた大会。優勝できたことは大きな自信になる」と充実感をにじませた。最終日で首位との4打差を逆転し、あどけない笑顔で優勝カップを掲げた。

 「最初は足が震えるくらい緊張したけど、みんな同じだろうと思って平常心になれた」。第2日の残りをプレーした後、最終日となる第3ラウンドは1学年上で首位の中道、岩切美空(宮崎国際)と最終組で回り、スタートの1番パー5でバーディーを奪って幸先よく滑り出した。

 2位で出た前半を36で回ると、3位で出た岩切もスコアを伸ばし、残り9ホールで同組の3人が首位に並んだ。岩切が「よく知っている間柄だけど、後半はピリッとした感じになった」と振り返るように、それぞれが勝負モードに突入した。

「将来は賞金女王」

 桜井は11番パー4で残り6メートルのフックラインのバーディーパットを沈めた。単独首位に立ち、12番以降は全てパーでまとめた。「前半で首位に並んで優勝を意識した。首位になった後はずっとパーでいけば大丈夫なのかなと」。武器のミドルアイアンの安定感が光った。

 第3ラウンドを3バーディー、2ボギーの71で回って逆転Vを飾った今大会で、6月の日本女子アマチュア選手権の出場権も獲得。下部ツアーの成績で出場権を得た国内女子ツアー「ほけんの窓口レディース」(14日開幕、福岡CC和白コース)に初挑戦する。

 自身初のプロツアーを前に「予選通過ができれば十分だけど、めったにない機会なので、トッププロの皆さんからいろんな技術を学び、吸収したい」と目を輝かせた。今夏以降にプロテストを受験予定。「将来は賞金女王になりたい」。九州から羽ばたく次世代の逸材の成長物語は始まったばかりだ。(松田達也)

 ◆桜井心那(さくらい・ここな)2004年2月13日生まれ。長崎市出身。好きなクラブはドライバー。長崎日大高2年時の20年から九州女子ジュニア高校の部を2連覇。身長166センチ。

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