好きですサッポロ。2勝目狙う石川柊太が北の大地で強いわけ

西日本スポーツ 山田 孝人

 ソフトバンクの石川柊太投手(29)が13日、無敗の北の大地で開幕戦以来の白星をつかむことを誓った。札幌ドームでは過去7試合に登板して3勝0敗を誇り、被弾もゼロだ。チームは5カード続けて初戦に勝てていないことが影響して、波に乗れない状態が続く。苦しい今こそ開幕投手が相性通りの結果を勝ち取り、7カードぶりの勝ち越しへと勢いを付ける。

調整「いい感じ」

 敵地札幌への移動前にペイペイドームで行われた先発投手練習で、石川は変化球を交えてキャッチボールをするなど入念に調整を進めた。「いい感じでは投げられていると思いますよ」。自身の状態には手応えがある。足りないのは開幕戦以来の白星だけだ。

 前回7日の西武戦では山川と栗山にソロを浴びたが、今季チーム最長の8回で2失点。それでも勝利には結びつかなかった。7戦中6戦でクオリティースタート(QS、6回以上自責3以下)を記録。チームで唯一規定投球回をクリアしながらも6戦連続白星から見放されている。

 もどかしい結果が続くが、先発する14日の日本ハム戦が実施される札幌ドームは流れを変えるには最高の地でもある。過去7試合に登板し3勝0敗で、被本塁打もゼロと抜群の相性を誇る。「そんなに意識はしていないんですけど」と笑うが良好なイメージは保たれている。

 チームは5カード続けて初戦に勝てていない。自身もうち2試合で初戦を託されていただけに「勝ちにつなげられなかったことは自分の中でも詰められるところがある」と強い責任を感じている。

 前回は一発に泣くも「不用意な本塁打という感覚はない」と分析する。手応えがあるだけにスタイルは変えない。「二つ追いかけるのは難しいが、一発を警戒する中でテンポよく投げられたらおのずとイニングも投げられる」。“二兎(にと)”を追いかけ好相性の地で勝利し、マルティネス、二保と見込まれる先発陣にも流れをつくる覚悟だ。

 北海道は祖母が住む縁深い土地でもある。それだけに「ウイニングボールをあげたこともある。北海道で頑張る原動力になっている」と言い切る。チームのため、家族のため、自身のために。重要な1勝をつかむ。(山田孝人)

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