ソフトバンクに暗雲、森唯斗の離脱が長期化 モイネロも離日で交流戦「抑え不在」の危機

西日本スポーツ

 左肘の炎症で戦列を離れているソフトバンクの森唯斗投手(29)が、交流戦(25日~6月13日)も不在となる可能性が高まった。実戦登板は早くても6月上旬となる見込みで、1軍復帰はさらにずれ込むことが予想される。今月下旬にはモイネロも東京五輪予選参加のためチームを離れる予定。当面の間、左右のリリーバーを欠いての戦いを強いられそうだ。

左肘の不調

 6カード連続で勝ち越せていない苦しいチームに、さらなる痛手だ。ロッテとの悔しすぎるドローから一夜明け、チームが札幌へ移動した13日、左肘関節の化膿(かのう)性滑液包炎で戦線を離脱している森が不在のまま、交流戦を戦わなければならない可能性が高まった。

 「原因が分からない。少し時間はかかると思う」。森の出場選手登録を抹消した4月30日、心配顔で見通しを語っていた工藤監督の懸念が的中する形になってしまった。約1週間の入院期間を経てリハビリ組に加わったが、現在も微熱が続いており、体調維持のため通院による点滴が今後1週間程度必要な状況だ。

 13日は筑後のファーム施設で軽いランニングや20メートルほどのキャッチボールで調整。時折笑顔も見られたが、長期離脱は避けられそうにない。点滴治療を終えるまでは激しい運動ができず、本格的なリハビリ開始は来週以降となる。実戦登板までは今後3週間ほどはかかりそうで、1軍への復帰はさらにずれ込む可能性もある。

 5月に入って3勝4敗3分けと黒星が先行し、11日にはロッテに抜かれ3位に転落したチームにとって、2年ぶりに開催される交流戦は反転攻勢の大チャンスだ。2005年に始まって以降、12球団断トツの優勝8回を誇る。交流戦における森の存在は大きく、通算で51試合に登板し2勝12ホールド14セーブの数字を残している。

デスパらも

 交流戦18試合を、その森を欠いて戦う痛手は計り知れない。しかも東京五輪予選にキューバ代表として出場するため、モイネロはデスパイネや今季育成入団したロドリゲスらとともに今月下旬にチームを離れる。先発陣が波に乗れていない中、工藤ホークスの最大の強みだった救援陣の2本柱を欠いての戦いになる。かねて工藤監督は「森がとにかく良くなって戻ってくるまで、僕らはしっかりやっていかないといけない」と強調。調子の良い投手を日替わりで投げさせるか、誰かに固定するかも含めて抑えの起用法が注目される。

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