内村航平、東京五輪残り1枠“一騎打ち”で最終戦へ 得点は世界ランキング1位相当

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 体操の東京五輪代表選考会を兼ねた個人総合のNHK杯は16日、長野市ビッグハットで男子が行われた。個人枠で五輪出場を目指す内村航平(ジョイカル)=長崎県諫早市出身=は専念する鉄棒のみを演技し、同種目でトップの15・333点をマークした。

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 内村は鉄棒で15・333をマークし、東京五輪に一歩前進した。冒頭でH難度の大技ブレトシュナイダーを決め、大きなミスなくまとめた。

 1枠を争う個人枠の代表争いは床運動の南一輝(仙台大)が負傷で欠場し、跳馬で15・050の高得点を出した米倉英信(徳洲会)=福岡市出身=との一騎打ちとなった。それでも内村は「(五輪選考は)全然考えていない。考える間もなく自分の演技のことを考えている」と集中する。

 代表は今大会を含めた計5回の演技で競う。3回の演技を終え、内村は全て15点台と世界ランキング1位相当の得点を出した。残りは6月の全日本種目別選手権(群馬)の予選と決勝。「そのとき、そのときの満足できる演技を追い求めてやることが、代表になったりとか、五輪に出て金メダルを取ったりすることにつながると思う」と静かに話した。(伊藤瀬里加)

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