西武高橋が投げれば負けない「最近、光成は分からない」辻監督の言葉の意味

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ◆西武7-1日本ハム(21日、メットライフドーム)

 うなりを上げるようなラストボールに、高橋は意地を込めた。6-1で迎えた7回2死三塁、フルカウントから五十幡に投じた103球目は、この日最速の152キロ。打者が全く反応できない見逃し三振にグラブをポーンとたたいて引き揚げた。7回を被安打6の1失点で開幕から無傷の5連勝。ハーラートップに並び、「うれしいです」と笑みを浮かべた。

 本調子とは言いがたかった。序盤は直球が走らず、「ボールを良くしなきゃと意識しすぎた」。試合中盤、捕手の森にたしなめられて切り替えた。フォークやカットボールと変化球を駆使し、打者を打ち取ることに集中。終わってみれば最少失点に抑え、「真っすぐ以外の球種で頑張ることができたのは次につながる」とうなずいた。

 粘り強く投げ抜いた右腕を、辻監督は「最近、光成のピッチングは分からない」と独特の表現で評価。以前はがむしゃらに投げて打たれだすと止まらない印象だったというが、「今年に限っては自分の中で強弱つけながら、力の入れどころであったりね。だいぶ大人のピッチングをするようになった」と目を見張る。

 高橋が投げる金曜日は、開幕から9試合で6勝3分けの負けなしだ。西武の先発投手の開幕5連勝は優勝した2018年の菊池(8連勝)、多和田(6連勝)以来。投打とも徐々に調子を上げているレオ軍団の中心に、背番号13が君臨している。(伊藤瀬里加)

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